「生活動作」を支える福祉用具

DAILY LIVING

できていた動作が、
少し大変に感じることはありませんか?

生活動作の困りごとは、急に大きく出るとは限りません。
最初は、少し時間がかかる、支えがほしくなる、介助が必要になる場面が増えるなど、小さな変化として現れることがあります。
「まだできているから大丈夫」と思っていても、動作に時間がかかるようになったり、身体に負担を感じたり、介助する方の負担が増えている場合は、福祉用具を考えるきっかけになります。

確認してみましょう

  • ベッドから起き上がるのに時間がかかる
  • 椅子や便座から立ち上がりにくい
  • 部屋から部屋への移動が不安
  • 浴槽をまたぐのが怖い
  • トイレまでの移動や立ち座りが大変
  • 外出すると疲れやすい
  • 長く座っていると姿勢が崩れやすい
  • 介助する方の負担が増えてきた
当てはまる項目がある場合、生活動作に合った福祉用具で負担を軽くできることがあります。

大変に感じる動作から、必要な支えを考えます

福祉用具は、困っている動作から考えると選びやすくなります。
起き上がる、立ち上がる、移動するなど、負担を感じる動作に合わせて、必要な支えを確認します。
  • 起き上がる

    よくある困りごと
    • ベッドから身体を起こすのが大変
    • 朝起きるときに時間がかかる
    • 起き上がったあと姿勢が安定しにくい
    • 介助する方の腰に負担がかかる
    関連する福祉用具
    介護ベッド/ベッド用手すり
    福祉用具でできること
    介護ベッドは、背上げ機能によって身体を起こす動作を補助しやすくします。
    ベッド用手すりは、起き上がるときや立ち上がるときに手をかけられる場所になります。
    マットレスは、寝ている姿勢や身体への負担に配慮するために使われます。
    寝返りや姿勢変更が難しい場合は、体位変換器や移動用リフトを組み合わせて考えることもあります。
  • 立ち上がる

    よくある困りごと
    • 椅子から立ち上がりにくい
    • 便座から立つときにふらつく
    • ベッドから立った直後に不安がある
    • テーブルや棚につかまって立っている
    関連する福祉用具
    手すり/トイレ用手すり/ベッド用手すり/昇降座椅子/腰掛便座
    福祉用具でできること
    手すりは、立ち上がるときに身体を支える場所になります。
    トイレ用手すりやベッド用手すりは、場所に合わせて立ち座りを支えます。
    腰掛便座は便座の高さを補い、昇降座椅子は低い座面や床に近い生活からの立ち上がりを支えます。
    立ち上がった後のふらつきがある場合は、歩行器も合わせて考えます。
  • 歩く・移動する

    よくある困りごと
    • 部屋から部屋への移動が不安
    • 方向転換するときにふらつく
    • 敷居や小さな段差につまずきやすい
    • 車いすでの移動に段差がある
    • 介助なしで移動するのが心配
    関連する福祉用具
    車いす/歩行器/スロープ/手すり/歩行補助つえ
    福祉用具でできること
    車いすは、歩行が大きな負担になる場合の移動を支えます。
    歩行器や歩行補助つえは、歩行中のふらつきを補助します。
    スロープは段差をなだらかにし、手すりは移動中に身体を支える場所になります。
    移乗や介助の負担が大きい場合は、移動用リフトを検討することもあります。

ひとつの動作だけでなく、暮らしの流れで考えます

生活動作は、一つだけで完結するものではありません。
例えば、朝ベッドからトイレへ行くまでにも、起き上がる、立ち上がる、歩く、便座に座るといった複数の動作があります。
一つの困りごとだけを見るのではなく、その前後の動作も確認しながら、必要な福祉用具を考えることが大切です。

朝、ベッドからトイレへ行くまで

  • 利用シーン1
    ベッドから起き上がる
    困りごと
    身体を起こすのに時間がかかる
    支える福祉用具
    介護ベッド/ベッド用手すり
    介護ベッドの背上げ機能やベッド用手すりを使い、身体を起こす動作を支えます。
  • 利用シーン2
    ベッドから立ち上がる
    困りごと
    立ち上がった直後にふらつく
    支える福祉用具
    ベッド用手すり/歩行器
    身体を支えながら立ち上がり、次の一歩へ移りやすい環境を整えます。
  • 利用シーン3
    トイレまで移動する
    困りごと
    歩行中にふらつきや不安がある
    支える福祉用具
    歩行器/手すり
    寝室からトイレまでの動線に合わせて、歩行中の身体を支えます。
  • 利用シーン4
    便座に座る・立ち上がる
    困りごと
    便座から立ち上がりにくい
    支える福祉用具
    トイレ用手すり/腰掛便座
    手をかけられる場所や便座の高さを整え、トイレでの立ち座りを支えます。
このように、困っている場面だけでなく、その前後の動作まで確認することで、暮らしの流れに合った福祉用具を考えやすくなります。

どの動作に支えが必要か
分からない段階でもご相談ください

ご自宅で福祉用具の相談を受けるスタッフとご家族
株式会社ダスキン富士せんいでは、大阪市内・東大阪エリアを中心に、福祉用具に関するご相談を承っております。
同じ「立ち上がりにくい」という困りごとでも、座面の高さや手をかける位置、立った後のふらつきによって、必要な支えは異なります。
商品名が分からない場合や、まだ介護が必要な段階か判断できない場合でも問題ありません。
ご本人だけでなく、ご家族や介助する方からもご相談いただけます。
実際の動作や身体状況、住まいの環境を確認しながら、必要な福祉用具を一緒に考えます。

よくあるご質問

Q&A
Q
まだ介護が必要なほどではないのですが、相談できますか?
「最近立ち上がりにくくなった」「歩くのが少し不安」など、小さなお困りごとからでもご相談いただけます。
早めに確認することで、今の暮らしに合った福祉用具を考えやすくなります。
Q
どの福祉用具が必要か分からなくても大丈夫ですか?
商品名が分からなくても大丈夫です。
どの動作で困っているのか、どの場所で不安があるのかを確認しながら、必要な福祉用具を考えていきます。
Q
レンタルで試すことはできますか?
福祉用具によっては、レンタルで利用できるものがあります。
身体状況や住まいの環境に合うかを確認しながら、必要に応じて見直すことができます。
Q
家族からの相談でも大丈夫ですか?
ご本人だけでなく、ご家族や介助する方からのご相談も可能です。
介助負担や住まいでの困りごとを一緒に確認しながら考えます。
Q
途中で身体状況が変わった場合はどうすればいいですか?
身体状況や暮らしの状況が変わった場合は、福祉用具の見直しが必要になることがあります。
使いにくさや不安が出てきたときは、早めに相談することが大切です。